やきものニュース
南青山に新しいアートスポット誕生

update:2020/11/20

この秋に、新しい美術館が東京・南青山にオープンしました。
 
シガールで有名なヨックモックの美術館。
根津美術館や岡本太郎記念館にも近いので、いろいろ散策しながら行くというのがオススメですね。
頑張って足を伸ばせば、新国立美術館もありますしね。
 
ヨックモックミュージアム
東京都港区南青山6-15-1

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同館は、世界でも有数のピカソ陶芸作品コレクションを中心とした美術館です。
陶芸ファンならご存じでしょうが、ピカソは30年近く陶芸作品も手がけており、かなりの数を残しています。
複製も販売されましたので、コレクターも世界中にいますね。
 
陶芸は立体、絵画は平面。
ですから、ピカソの陶芸作品には、絵画におけるキュビズムを彷彿とさせるようでいて、まるで子どもの純真さを残したような、南仏の明るい陽射しを感じる作品だと筆者はいつも感じます。
 
同館は住宅街にあり、「家に友人を招くようにお迎えしたい」というコンセプトのもとに作られたそうです。
自然光がはいる展示室やカフェ、ライブラリーがあって、くつろぎの空間。
一方で、地下の展示室は内面に向かうような、ダークな空間となっていて、展示に世界観に引きこまれるようになっています。
 
現在は開館記念展が開催中。
 
ヨックモックミュージアム開館記念
ピカソ コート・ダジュールの生活 展
2020年10月25日〜2021年9月26日
 
カフェやライブラリーも楽しめるので、何度でも行きたくなりますね。