■ 楽焼

2019/11/01
茶碗《無一物》

はじめに… 本稿では無責任且つ個人的に主観を書いています。   第4回は《無一物》です。楽茶碗といえば、第一弾で《不二山》を取り上げましたが、やはり、楽茶碗といえば長次郎を取り上げないと、片手オチという感じですからね。。 […]

2019/08/06
茶碗《不二山》

はじめに、くどいようですが、本稿では無責任且つ個人的に主観を書いています。ただし、執筆時点において、歴史的、研究者的に主流と考えられている“事項”に関しては、参考文献や研究者からの伝聞を元に、記載しています。 さて。。。 […]

2019/04/08
赤編:ベースカラー

陶磁器の赤について書きましょう。 といっても、現在では科学的にも技術が発展していますから、陶芸用に多彩な色が発売されているのはご存じのとおり。 ですから、ここで書くのは「伝統」の赤です。 まずは、ベースカラー、つまり器全 […]

2019/03/15
モノトーン編:陶器の黒(2)

さて、黒いやきものの話のつづきです。 前項では、ギリシアや中国の有名な黒をいくつかあげましたが、ここでは日本のものをあげましょう。 日本も結構古くから、黒い器が人気だったようです。 ◎日本の黒秞陶器 日本では黒い器は桃山 […]

2018/10/27
近世 (2)

前回は割竹式登窯の登場を書きました。しかし、その窯の形式は九州に留まってあまり広がらず、同じ登窯でも別の構造のものが登場します。これが、「連房式登窯(れんんぼうしきのぼりがま)」です。 連房式登窯は全国各地の窯業地に広ま […]

2018/04/06
室町中期から桃山〜茶の湯の隆盛(1)

さて、今回も室町時代から話を始めます。茶の湯の隆盛へと向かう時代です。 茶の湯と言えば、千利休とその弟子たちが有名ですが、利休は創始者ではありません。利休に至るまでの道を造った茶人たちが室町中期に現れました。当時は、唐物 […]

2018/04/02
気になる新刊 『光悦考』

樂家といえば、京都、そして日本を代表する伝統の陶家の一つ。 その祖は、桃山時代、千利休とともに樂焼を創始した長次郎であり、現当主は15代樂吉左衛門です。 この15代樂吉左衛門が本屋身光悦を語った1冊が出版されています。 […]

2018/03/09
陶器の発展 (1)

前回は「陶器とは」ということで、ざっくりお話をしてみましたが、今回はいろいろな陶器をあげてみましょう。回はいろいろな陶器をあげてみましょう。といってもあまり教科書的にしたくないので、個人的に「有名かな」と思うものをランダ […]

2018/02/26
来春、樂家16代当主誕生によせて

ちょっと、(陶芸界)では大きなニュースが飛び込んできました! 京都の伝統の陶家、15代樂吉左衞門さんが来春、ご長男の篤人(あつんど)さんに16代を継承することが決まったそうです。 樂家は、千利休とともに樂焼を生み出した長 […]

2018/02/14
一楽二萩三唐津

ここでは、なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集めています。 第1回は「一楽二萩三唐津」。 愛陶家、というより、これは茶道の世界の言葉なのですが。。。 ようするに、茶人が […]