■ 備前焼

2023/07/14
アースカラー編:土色

陶磁器の「色」の最後は、「土」という自然の色を取り上げたいと思います。   これまでは、赤だったり、黒、白、青のような「色」は、作り手たちの試行錯誤の成果だったりしますが、「土」色は、素材の色そのものですので、これまでの […]

2018/11/02
近現代(2)

窯の話も近現代まで来ました。まずは、文明開化の話からです。 近現代の作り手たちの「窯」の具体例を挙げていきましょう。 例えば、ある陶芸家が桃山時代の備前焼を目指すとします。それを目指すために本格的にやろうとすれば、当時の […]

2018/07/27
中世

さて、窯の話は、大量生産へと進む、中世窯へと移っていきます。 鎌倉・室町時代と進むにつれ、庶民レベルまで陶器が使われるようになります。やきもの史における中世の三大器種が壺(つぼ)・甕(かめ)・擂鉢(すりばち)です。どれも […]

2018/07/11
備前の水甕、水腐らぬ

なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の4回目。これまた、愛陶家、華道家、さらには酒好きの中ではよく知られている言葉ですね。 「備前の水甕、水腐らぬ」 これは、古 […]

2018/05/30
備前の徳利、唐津のぐい呑

なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の3回目です。これまた、愛陶家、さらには日本酒好きの中では有名で、金言のようなこの台詞。 「備前の徳利、唐津のぐい呑」 これ […]

2018/05/14
最新号Check『炎芸術134』『陶工房89』

有名な陶芸専門誌である『炎芸術』と『陶工房』はどちらも年4回、2・5・8・11月の発売です。陶芸の鑑賞を主として愛陶家・陶芸業界に高い支持を得ている『炎芸術』は1日、作陶を主として陶芸初心者からアマチュア陶芸家まで大人気 […]

2018/03/09
陶器の発展 (1)

前回は「陶器とは」ということで、ざっくりお話をしてみましたが、今回はいろいろな陶器をあげてみましょう。回はいろいろな陶器をあげてみましょう。といってもあまり教科書的にしたくないので、個人的に「有名かな」と思うものをランダ […]

2018/03/07
その1「備前」

今回から全6回、筆者が個人的に旅に行くなら楽しい窯業地6箇所を順次ご紹介していきます。 第1回は備前焼。主要地は、岡山県備前市伊部です。 備前焼は、六古窯の一つで、古くは「備前の徳利、唐津のぐい呑」と言われたように、愛好 […]