ブログ

2018/07/04  category:ロングセラーor歴史的名著
『やきもの辞典』

長く絶版にならずに定番となっているロングセラー、見逃せない新刊、あるいは、残念ながら絶版となっていても、評価が高い古本でも欲しい名著・・・・・・そんな本を紹介していきます。 1回目は、定番中の定番。 『やきもの辞典』 平 […]

2018/06/29  category:窯見聞録
原始 (脱線の中国編)

今回は、ちょっと脱線ですが、中国大陸の窯の話を軽く触れておきます。 前回書いたとおり、日本は現時点では世界で最も古くから土器が焼かれたとされています。しかも1万年以上と長い。しかしその間、窯の技術的な発見はあまりなかった […]

2018/06/27  category:国宝のやきもの
野々村仁清

日本で国宝・重要文化財に指定されている文物は、ほとんどが近世以前のもの。 しかも、書画なら作家名が残っていますけど、陶磁器などの工芸品は基本的に無名。陶芸家という概念もないし、陶工には個人で名を残して作る「作品」はないか […]

2018/06/22  category:窯見聞録
原始

前回まではやきもの・陶芸における「窯」の概要をざっくりと書いてみましたが、ここからは、その発展を追ってみたいと思います。 ご存じの方も多いと思いますが、改めて考えてみても、日本のやきものの歴史は本当に古い。それと比べると […]

2018/06/15  category:窯見聞録
窯を使う話

前回は、やきものを知る上で、窯の話が欠かせない理由を書きました。 では、今回はもう少しだけ踏み込んで、窯を使うということをイメージしてみましょう。 実は、重要なのは、どのように窯の中に「もの」を置くのか、なのです。 調理 […]

2018/06/13  category:継がれていく名陶家
中里太郎右衛門

誰もが知る陶芸界の名家をご紹介していく企画の第3弾。 既に紹介した「酒井田家」「今泉家」と同じく佐賀県にありますが、向こうが色絵磁器なのに対し、こちらは陶器の唐津焼の名家「中里家」です。 歴代当主は中里太郎右衛門(なかざ […]

2018/06/08  category:窯見聞録
窯とは?

今日から新しい連載。「窯」について考えたいと思います。 まずは・・・なぜ「窯」を知ろうとするのか? ということから始めましょう。 いきなり、専門的な話題に飛ぶなと思われる方もいるかもしれません。しかし、「やきもの」は、炎 […]

2018/06/06  category:陶芸を見る!美術館へ
茨城県陶芸美術館

「やきもの紀行」のジャンルでは、「私的六好窯」を連載してきましたが、今日からは、陶芸が充実の美術館に焦点を当てようと思います。 第1弾は関東圏から。 茨城県陶芸美術館 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内) ht […]

2018/06/01  category:年表的やきもの考
近現代 (3)

前回の続き、時代は昭和になります。 日本が軍国主義の時代、やきものに関しては特筆すべき点がありません。特に、第二次大戦中は、やきものも軍事的なものを作らされたりした例も残されています。 そして、戦後、もののない時代から、 […]

2018/05/30  category:愛陶家的用語集
備前の徳利、唐津のぐい呑

なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の3回目です。これまた、愛陶家、さらには日本酒好きの中では有名で、金言のようなこの台詞。 「備前の徳利、唐津のぐい呑」 これ […]