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2018/04/13  category:年表的やきもの考
桃山の黄金期〜戦国武将と茶の湯(2)

さて、戦国武将と茶の湯の話の続きは、秀吉の朝鮮出兵の話から。 実は、当時の名物はほぼ中国あるいは朝鮮半島から来た陶磁器。平安時代にはすでにあった唐物崇拝は消えたわけではないのです。ただ、それが「すべて」でもなくなってきた […]

2018/04/13  category:年表的やきもの考
桃山の黄金期 〜戦国武将と茶の湯(1)

今回は、千利休と時を同じくして活躍した戦国武将たち、信長や秀吉からみた桃山時代の話をしましょう。群雄割拠の時代から、織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康へ。やきものがテーマでは、外せない時代です。 いつも思っていることです […]

2018/04/11  category:愛陶家的用語集
萩の七化け

なんとなく聞いたことがある、あるいは知っておくと会話が弾む、愛陶家が口にしがちな言葉を集める企画の2回目。これまた、有名なのですが、改めてあげておきましょう。 「萩の七化け(はぎのななばけ)」です。 まず最初に申し上げま […]

2018/04/06  category:年表的やきもの考
室町中期から桃山〜茶の湯の隆盛(2)

さて、前回は、茶の湯の隆盛の中で輝かしい成果となった樂焼を書きましたので、今回は、それ以外の和物茶碗をご紹介し、この桃山の茶陶の話をまとめしょう。 ◎樂焼以外の和物茶碗 樂家が現在まで途切れる事なく続いていている一方で、 […]

2018/04/06  category:年表的やきもの考
室町中期から桃山〜茶の湯の隆盛(1)

さて、今回も室町時代から話を始めます。茶の湯の隆盛へと向かう時代です。 茶の湯と言えば、千利休とその弟子たちが有名ですが、利休は創始者ではありません。利休に至るまでの道を造った茶人たちが室町中期に現れました。当時は、唐物 […]

2018/04/04  category:日本六古窯と私的六好窯
その3「京」

私的六好窯の第3回は京焼・清水焼。主要地は、歴史的には京都市東山区五条坂。ここは街中にあり、散策にぴったりのエリアですが、現在はここからエリアがさらに広がっていて、窯業地としては京都内に点在しています。 京焼・清水焼の歴 […]

2018/03/30  category:年表的やきもの考
中世・室町前期まで

さて今回から、歴史という視点で「やきもの」のキーワードを上げてみましょう。日本の文化を知る上で切っても切れない「やきもの」の歴史は、日本史の支流としても、興味深いものです・・・しかし、あまりにも長い歴史なので、今回も駆け […]

2018/03/28  category:国宝のやきもの
茶碗

日本にある数々の国宝。 重要文化財は数多いのですが、国宝となると、そんなに多くはありません。まして、茶碗だけなら、8点。 愛陶家なら、全部見ておきたいですよね。十分可能な数です。 しかし、一度にまとめては、まず無理でしょ […]

2018/03/23  category:やきもの事始め
磁器に至る道

今回のテーマは「磁器」です。よく精製された土をしっかりと焼いて、表面がガラス化し、水をはじく真っ白なやきもののこと。 有田の柿右衛門は代表的な磁器の名窯ですが、ひょっとしたら、リチャード・ジノリの「ベッキオ・ホワイト」の […]

2018/03/21  category:日本六古窯と私的六好窯
その2「美濃」

私的六好窯の第2回は美濃焼。主要地は、岐阜県多治見市・土岐市・可児市です。 六古窯では、瀬戸があげられますが、筆者はあえて、遊びに行くならお隣の美濃をオススメします。 美濃焼とは、美濃地方(岐阜県東部)で焼かれた施釉陶器 […]